ダイニングテーブル
●サイズ:幅140cm×奥80cm×高70cm
●樹種:ホワイトオーク(なら)
●オイル仕上げ
ホワイトオークは木目がはっきり出ていて、木らしい質感があって、無垢の家具の中でも最も人気のある樹種です。
今回のダイニングテーブルは天板の下の周囲にぐるっと張り巡らす「幕板」と呼ばれるものを使用せず、足元がすっきり使える構造にしています。
その代わり天板の下には、「反り止め」と呼ばれる太い角材を取り付けています。無垢の木の板は、まるで生きているように必ず反ったり曲がったりします。それを抑えるのが「反り止め」です。この取り付けには「吸い付き蟻桟(ありさん)」というちょっと面白い名前の伝統技法を用いています。
天板の縁は途中から45度にカットして、少し離れたところから見たときに、圧迫感がないように工夫しています。もちろん、カットせずにそのまま90度で仕上げることも可能です。